電力工事 福岡県 福岡市博多区住吉

住吉地下鉄中洲線ケーブル張替工事
のうち管路工事

到達立坑を省略した地上到達施工
(超急曲線泥濃式推進工法)(地表面到達)

工事概要

工法 超急曲線泥濃式推進工法
呼び径 φ800㎜
推進延長 37.25ⅿ
曲線条件 20R、バーチカルカーブ(25R)
土質
N値 10
礫率
最大礫径 70㎜
地下水位
土被り 3.24m~0m
工期 2018.7~2018.8
特徴 地表面到達、小型発進立坑
本工事は電力管路新設工事の一環として超急曲線掘進機が採用されました。電力供給管路の場合、管きょ施工後、本管ケーブルを挿入することになることから、下水道工事とは違い、縦断線形の制約もなく自由度が生まれます。
基本的にコスト削減、工期短縮の観点から、発進、到達立坑をなるべく浅い位置に築造することが多いですが、施工路線途中に既設埋設物が輻輳している場合が多く、それらを交わしながら、路線を決定しなければなりません。
本工事においても、設計段階からこれらの諸問題が発生し、協会技術本部として線形の提案を行いました。今回は到達部の地下埋設物の関係から到達立坑を設けず、道路占用部に直接到達させる前代未聞の工事となりました。
地下埋設物を交わすために平面20R、縦断25Rの厳しい路線条件で地上到達する画期的な施工方法をご提案し、工事に取り組みましたが、周辺地盤への影響もなく高精度で到達させることができました。

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