下水道工事 広島県 東広島市

平成21年度東広島市公共下水道事業
八本松4号汚水幹線建設工事(東21・22-1)

長距離中硬岩地盤に対応した長寿命破砕型施工
(破砕型泥濃式推進工法)

工事概要

工法 長寿命破砕型泥濃式推進工法
呼び径 φ800㎜
推進延長 827.77ⅿ(570.84ⅿ+256.93ⅿ)
曲線条件 1000R+1500R+100R+90R、100R+90R+300R
土質 花崗閃緑岩、風化花崗閃緑岩
N値 50以上(一軸圧縮強度158MPa)
13~50以上(一軸圧縮強度158MPa)
礫率 7%~90%、9%~70%
最大礫径
地下水位 GL-0.64ⅿ~-2.35ⅿ、GL-1.3ⅿ
土被り 11.17ⅿ~8.44ⅿ、11.19ⅿ~9.49ⅿ
工期 2009.12~2010.10
特徴 超長距離
本工事は、東広島特融の硬質地盤である花崗閃緑岩主体の条件の中、狭小な道路および通学路などの条件により、中間立坑が設置できないことから、ビット交換のための立坑を設けず長距離破砕が可能な施工法が求められました。
一般的には機内交換型の掘進機にて対応する場合が多いですが、この場合、地上からの地盤改良等にて対応が必要となることから、当該工事においては採用できませんでした。また、圧気工法においても周辺住宅地等の影響が懸念されることから、ビット交換をせずに施工できる工法が求められ、弊社の長寿命破砕型掘進機が採用されました。
本掘進機は、通常の破砕型ローラービットをさらに大口径化するとともに、チップの形状・硬度の適正化を図ることで、長寿命化を実現することができました。
実際の工事においても、施工不良することがなく安定した掘進ができ、発注者・元請業者からも高評価を得た現場でした。また、現場見学会を複数に渡り開催し、多くの子供たちがこの工事に触れ、推進管にそれらの思いを書き出し、地域と共存・交流した現場となりました。

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