電力工事 神奈川県 横浜市

二俣川付近管路新設工事

自在な線形に対応した長距離・急曲線施工
(超急曲線泥濃式推進工法)(破砕型泥濃式推進工法)

工事概要

工法 破砕型泥濃式推進工法/超急曲線泥濃式推進工法
呼び径 φ1000㎜
推進延長 1486.84ⅿ(890.22ⅿ+596.62ⅿ)
曲線条件 80R+90R+80R+150R+130R+85R+30R+100R、60R+60R+100R+60R+100R+80R+100R+35R+65R
バーチカルカーブ(400+350+500+500+500+150)・(200+150+200+300+200+500)
土質 固結土、砂、砂礫
N値 14~50以上、50以上
礫率 49%
最大礫径 240㎜、180㎜
地下水位 GL-2.15ⅿ~-3.30ⅿ、GL-2.82ⅿ~-4.62ⅿ
土被り 3.4ⅿ~4.0ⅿ、4.0ⅿ~3.5ⅿ
工期 2011.5~2012.2
特徴 超長距離、河川横断、最大勾配+7.82%
推進工法の発展は目覚ましく、当時はシールド工法でしか成し遂げれなかった難工事においても施工が可能となっております。一般的に「長距離推進」と定義される領域は300m程度ですが、それを遥かに超えた890mの超長距離推進工事を今回施工いたしました(反転スパンは597m)。
また、路線区間の地盤は固結土、砂礫、砂など複合され変化の激しいものであったことから、礫取込型の超急曲線掘進機により対応しました(反転スパンは破砕型掘進機にて対応)。
当然このような超長距離推進の場合、路線上に合わせた線形となることから、複数の曲線が組み合わさったものとなります。電力工事ということもあり、縦断側の曲線との組み合わせで地中内の支障物を交わす計画となり、結果平面9カーブ、縦断6カーブの多曲線推進となりました。
このような超難工事の施工でしたが、無事完工することができました。東京電力での推進工事は、難易度の高い工事が多いですがその中でもトップ5に入る難工事だと言えます。

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